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仙人の話です

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このトピックには3件の返信が含まれ、0人の参加者がいます。16 年、 1 ヶ月前アバター purumeria さんが最後の更新を行いました。

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    投稿
  • #35
    アバター
    purumeria

    もう40年近く前に読んだ本です。あまりに昔でもう絶版なのかもしれず、見つけることができないまま何年も経ちました。でもずっと気になっています。
    内容は、少年か青年が、何かのきっかけで仙人になる修行をする話で、誰かに導かれながら修業をしながら高い高い山を上って行く、途中、仙人の修行なので、空腹のときは指導者の仙人に教えてもらって霞を食べたり、見た目には針の穴ほどしかない穴のような細い細い道を寝そべった姿勢で通り抜けたり、そうしながらだんだんと山の上にいる仙人の偉い人のいるところに近づいていく、というものだったと思います。
    他の手がかりは装丁で、小学校の図書館で借りたときのその本は、今で言う岩波書店の小学校向けのハードカバー本のような気もしますが(カバーも付いていたかもしれません。今販売されているゲド戦記のハードカバー版のような感じです。)でも、違っているかもしれません。
    表紙のイラストは、僧侶のような服装をした青年が細い道を腹ばいで抜けようとしている絵だったような気がします。(黄色の表紙だったかも…。)
    小学校の頃に読んで大人になったときにまた読みたくなったのですが、書店、図書館、ネットで探してもなく、その本があった通ってた小学校にまで問い合わせしたのですが、あまりに時間がたっているからか全く手掛かりなしでした。
    どうか、この物語をまたぜひ読みたい私に、何かアドバイスをお願いいたします!よろしくお願いします。

  • #386
    アバター
    kamereon

    仙人の修行をするのは二人で、既に仙人になっている人達が数人いて、それぞれが違う呪文を唱えている。修行中の二人はいろいろな修行を毎日繰り返し、やがてそれらのことが易々とできるようになると、自分たちも仙術を使いたくて呪文の秘密をあれこれ考える。そして、ある日とうとう呪文が仙人の名前の頭文字を並べたものだと気づく。しかも自分の名前は謙虚に一番最後に。二人もそれにならい、お互いの頭文字を並べてワモとモワという呪文をえて一人前の仙人に。
    針の穴のような道を通る時に体をさすりあったり、修行の合間に先輩仙人が口の中に霞をいれてくれたりと、思いやりにあふれたお話でとても好きでした。

    私の読んだこのお話と同じだと思いますが、どうでしょうか。同じであれば、斉藤了一さんのお話だと思います。源じいさんの竹とんぼ(小5の教科書にに載ってました。)の作者です。
    私の読んだ仙人のお話は新書か文庫版で本自体の題名は源じいさんの竹とんぼでした。
    もう一度読みたくて私もいろいろと探してみましたが、斉藤了一さんの本は絶版が多く、肝心の仙人のお話の題名が思い出せないので、どの本に収録されているのかわからずじまいです。実は今日もこのお話の情報を求めて、赤木かん子さんのホームページをたずねてきたんですよ。初めてこちらのホームページにきたのですが、早速、同じお話を探す方に出会えてしあわせです。

  • #387
    アバター
    purumeria

    そうです、そうです!間違いなく、その話です。
    ずっとコメントを待って半月以上、ようやくコメントがあってとてもうれしかったです。それも、投稿なさったほぼ同時刻に私もこのページに、そういえば…と数日ぶりにアクセスしたのです。
    ところで、その源じいさんの竹とんぼという本も絶版になっているのでしょうか?kamereonさんは、その本の中にあったこの仙人の話をお読みになった、ということですよね?
    それにしても、話の内容で忘れていた部分(あらすじ、名前のつけ方と二人の名前、針の穴のような道を通るときに体をさすりあったこと、など)を書いてくださってたので、もう、本当に懐かしくて懐かしくて、そう!そう!と心の中で何度も頷いてしまいました。そしてますますこの物語への執着が強くなってしまいました。
    作者の名前も初めてわかったので、いろいろとまた新たな手がかりになったと思います。
    ありがとうございました。
    引き続き、探していきたいと思っていますので、また新たな情報がありましたら、ぜひ教えていただきたいと思っています。
    よろしくお願いします!

  • #388
    アバター
    kamereon

    源じいさんの竹とんぼで検索すると出てくる新書がポプラ社文庫で、自分の読んだ本ではないかと思っているのですが重版未定になっています。読んだ本の出版社は覚えてないので確かではないしポプラ社文庫の中に源じいさんの竹とんぼ以外の作品が集録されているのかもわからないんです。私の近所の図書館には斉藤了一さんの本が全くないのですが、purumeriaさんの近所ではどうでしょうか?小6の教科書にあった斉藤さんの天下一の鎌というお話もも源じいさんの竹とんぼも胸にじいんとくるお話でした。インターネットで検索中にこれらをもう一度読みたいという人がたくさんいることに気づきました。仙人の話にはすぐにたどり着けないかもしれませんが、斉藤了一さんの話をいろいろと読んでみたいなあと思っています。ちなみに天下一~と源じいさん~の2つは教科書に載っていただけあって今でも入手しやすいみたいです。でも、単独ではなく「小5の読み物」という感じの本の中に載せらているみたいです。

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