赤木かん子のイベント情報

お詫びとお願い

ここ何年か、毎年、新刊本を箱詰めしてまわす、という新刊ブックフェア、を行って参りましたが、今年は新刊のなかでいいと思ったものはすべて高知市の楽しく学校図書館を応援する会in帯屋町、にいってしまいます。
それに正直いって、赤木かん子のサイフはついに空っぽになってしまいました。
いままではギリギリ持ちこたえてきたのですが、もう今年は無理だ~、です。
やっぱり、増税、こたえています。
買える冊数が減りました。 そうしていつもいつも思っていたより高いのです。

もちろん楽しく学校図書館を応援する会にいらっしゃれば、何時間でもセレクトされた本を眺められるわけですが、私が毎月そこにいられるわけではないので、そこから抜いて、全国に回すのは難しくなったのです。
なので、赤木かん子の今日の一冊、をメモしていただいて、それを近くの公共図書館にリクエストしてください。
どっちみち、公共ならば持っていなければまずい本ばかりです。
そうすれば、そこの公共図書館にも、手落ちなく本が入るわけで、長い目でみればそのほうがいいのではないでしょうか?
それを一日だけ借り出して、一日黙って本を読む会、をやればいいわけで、なかには、図書館の部屋を貸してくれるところもあるだろうと思います。
それを定期的に、一学期に一度、やったほうがいいのです。
正直、予算がついた五月になって、あわてて今年買う本を探し始める、というのは仕事の手順として間違っています。
本は年に一度しか買えないとしても、探すのは毎日……本は毎日出るのですから……買う本ノート、を作り、見つけるたびにそこに書き込む、という作業をしていれば、予算がついたときにはリストはすでに出来上がっているはず、ですから。
そのときになぜこの本をほしいと思ったかを一言書いておかないと忘れますよ😅

それに年に一度、読む会をやるよりも年に何回もやるほうが、みる目もできていくに決まっています。

もちろんこれは理想論ですが、これができる条件のところも結構あるはず……。

そんなこと、うちは無理よ~、というところがあるのは知ってますし、かんこさんに借りる方が精神的に楽!
というのもわからないではありません。
でも、そこをちょっと頑張って!
公共の書架がよくなれば、学校司書は公共にいって本を探すことができるようになるのです。
とりあえず、リストを渡せば揃えてくれるところは増えているはずです。
いまいるところから、あと一歩!
踏み出してみてください。

もちろん、高知にみに来てくださるかたは歓迎いたします。
いまのところ、まだ本がそろっているわけではないので、もう少しあとのほうがいいかもしれませんが……。

というわけで、ごめんね&頑張ってね、でした。