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ニューヨーク市立図書館をご覧になった感想をいただきました

ニューヨーク市立図書館、を見た感想が来ましたので、ご紹介します。この一本の静かで熱いドキュメンタリーが、MeeToo運動から始まった2017年からの新しい時代の追続者になりますように……。
で、まあ、だから塩谷さんの授業がオアシス、になるんですけどね。
私も時々、癒されました……、といわれ、ちょい複雑……。
気持ちはわかるもので……。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

みました……。

とにかく、NYPLの幹部の方々の有能さが際立っていて……何というか、普段接している日本の「公務員」との違いに、ただただ愕然としました。

「必要な面倒事」という言葉が出て来ましたが、彼らは「必要な面倒事」を見極める目を持ち、それを「だったら、どうすれば解決に導くことが出来るだろう?」という道筋を立て、しかも、実行に移す行動力が備わっているんですよね。
私のところでは新しい学校図書館を作るのですが
「配架等を決めるのは私の仕事なので、配置図が出来たら出来るだけ早く見せてもらいたい」
と訴えたのですが、そうしたら
「一人でやるんじゃないのよ~。『教職員みんなに』相談してやるのよ~。」
と諭され……。

こういうときはなんて返事したらいいものなんでしょうね……。

「プロジェクトを進めることはどういうことなのか?」を非常にシンプルに、そしてまっとうに遂行しようとしているNYPLのスタッフの姿勢が、この会話のあとだったのもあったかもしれませんが、余計に素晴らしく映りました。

また、会議の様子を見ながら先日の塩谷先生の授業を思い出し
「なんで、みんな、こんなに『筋道立てて』話せるんだろう?」
とも思いました。
あのときあの場にいたあの人の発言も、この人の発言も、当たり前のように
『言ってることがわかる』
んですよ!!
「これ、日本の会議じゃあり得ないかも……」と、またもやガックリ……(涙)

でも国は違えど、図書館の充実によって地域住民を幸せにしたいと考えている『同士』がいること、そして日本にも「朝早くから並んでまでこの映画を観にくる人が大勢いる」
という現状を知ることが出来たので、また明日からも頑張ろう!という気になりました。