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ニュース記事より:米大統領「国民結束」訴え 追悼のNY、遺族ら祈り

9月11日はニューヨークに飛行機が突っ込んだ日です。
で、9.11というと、ニューヨークCSIを思い出しますね。
あれはニューヨークのリーダー、マック・テイラーがグラウンドゼロの前で呆然と立ち尽くすシーンから始まったシリーズです。
妻が帰ってこなかった……。
遺体すら見つからない……。
なので彼は休みの日には、遺体の身元を突き止めるボランティアをしています。
妻を探して……。
科学捜査班だからね。

ニューヨークCSIは、ラストのほう、マックに新しい恋人ができたあたりからつまんなくなっちゃったんだけど(彼女が魅力的じゃなかった)ニューヨークらしくCSIも教養があり(まあそりゃみんな科学者だし)バーバリーのコート着て、犯人たちも知的でスタイリッシュ、事件も精神犯罪が多かった。
たとえば、妻を目の前で殺された弁護士が、助けられなかった罪悪感と無力感で壊れてしまう話とか……。

2004年から2013年まで、つまりコンピューターの黎明期からトランプ以前までのニューヨークとアメリカだ、というシリーズです。
今見ると、懐かしさ、さえ感じますね。
だって最初のラボ、顕微鏡だったんだよ!?
それがバンバンコンピューター化されて最新機器が入ってきて捜査の方法が変わって……。
途中からこんな機械、ホントにあるの?SF?にまでなったから、本当にめくるめく10年間だった。
最初の頃はDNA特定するのに一週間かかってたし、それができるマシンはFBIしか持ってないから借りる、という話もあったし、一日でできるマシンをいれるために全員で休暇を返上する話もあった。

プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは人気絶頂のときにいきなりこのシリーズを終わりにしました。その時は本当に驚愕したものですが、世の中の流れが変わるのを知ってたんでしょう。
さすが敏腕プロデューサーは違うね。

トランプが出てきたから変わった、というより、変わったからトランプが出てこられた……、で、また2017年にアメリカは変わったから、トランプは出てこられなくなった、といったほうが正確だと思います。

とりあえず、黙祷……。

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米大統領「国民結束」訴え 追悼のNY、遺族ら祈り
共同通信2021年09月11日11時42分
nordot.app/809171095416553472?c=39546741839462401