かん子の連載

マイクロ・ライブラリーの報告 というのをいただきましたので、お知らせします。

マイクロ・ライブラリーの報告

というのをいただきましたので、お知らせします。

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8月29日~9月1日にかけて大阪と東京で開催された
<第2回マイクロ・ライブラリー サミット2014>
30日午後の大阪会場を覗いてきました。

「マイクロ・ライブラリー」とは
個人または小さな団体が、個人の蔵書や地域で集めた本を広く開放し、
閲覧や貸出を行っている私設図書館のことだそうです。

なので「地域文庫」や「家庭文庫」もこれに当てはまりますね。

会場は浪速区にあるI-siteなんば3階にある
「まちライブラリー@大阪府立大学」
ここは日本全国のマイクロ・ライブラリーと有機的に連携するための
ハブ施設であり、まちライブラリーの会員が自由に使える図書館です。
なかなかワクワクする空間ですよ。
「まちライブラリー」のウェブサイトで見ることができます。

この日は、全国から参加した11のマイクロ・ライブラリーが
活動報告をしました。
実に様々な取り組みです。
☆北海道恵庭市が取り組む「まちじゅう図書館」
カフェ、ケーキ屋、美容院…オーナー得意分野の蔵書で店舗内ライブラリー
☆愛知県足助町の「体育とスポーツの図書館」
  元高校の体育教師が始めたテーマ特化のライブラリー
  ラジオのアナウンサーの取材ノートも展示されているそうです。
☆和歌山県新宮市の古民家を改装したライブラリー
29歳の現市議さんが中心となり、有志の高校生も図書委員として活躍。
運営資金集めに、月1回バックパッカーの宿泊施設として開放している。

他にも、歯科医院で、お寺で、自宅で…

きっかけや思いも個人的。そして熱い。
だからなのか、笑える、泣ける。 おもしろい!
なんだか、大人が真剣に遊んでるって感じ。
幸せなことです。

全体的に、私がイメージしている図書館とは違い
本そのものよりも、本を仲立ちとして人の輪をつくることに重きをおいていると
感じましたが、その分個性あふれている。

他に目を惹いたのは、会場内ブースに展示されていた「水辺の図書館」
戸外で気軽に開館できるライブラリーです。