かん子の連載

篠原さん情報でーす。

篠原さん情報でーす。

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かん子さん、
昨日、珍しく映画を見に行きました。
それが、めっちゃすごかったので、ご紹介します。

以下、ブログ記事です。
marinonnette.at.webry.info/201409/article_3.html

映画「大いなる沈黙へ」

先月、岩波ホールでやっていた映画。
長女に誘われて、見たかったのに、
2週間くらいしかやってなくて、2人とも都合がつかず断念。

ところが、とっても地味~な映画なのに(だからか?)
岩波ホールのあと、全国で上映されることになったそうで、
その情報をFBで教えてもらって、立川へ。

岩波ホールに行くより、うちから近いじゃん、らっき~♪

というわけで、見てきました!
『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』。

上映時間が、2時間49分という「長尺」。
いやいや、そんなことより、内容が特殊。
一人じゃ気になっても行ってないかも。
誘ってくれた長女に感謝。

「フランスアルプス山脈に建つグランド・シャルトルーズ修道院は、
カトリック教会の中でも厳しい戒律で知られるカルトジオ会の男子修道院。
修道士たちは、毎日を祈りに捧げ、一生を清貧のうちに生きる。
俗世間から完全に隔絶された孤独のなか、
何世紀にもわたって変わらない決められた生活は、
これまで内部が明かされたことはなかった。

監督フィリップ・グレーニングは1984年に撮影を申しこみ、
16年後、突然、扉が開かれた。

監督は修道会との約束に従い、礼拝の聖歌のほかに音楽をつけず、
ナレーションもつけず、照明も使わず、
ただ一人カメラを携えて6カ月間を修道士とともに暮らした。

本作は公開されるやヨーロッパをはじめ各国で大きな反響を呼び、
2006年サンダンス国際映画祭で審査員特別賞を受賞した他、
多数の映画賞を受賞した。」
(公式ホムペ・作品紹介より)

公式ホムペはこちら
 → http://www.ooinaru-chinmoku.jp/index.html

普段、時間に追われ、情報にあぷあぷしている自分を、
どうなんだろ、と疑問に思いつつ、でも、
現代に生きている以上、仕方ないとこもあるよな、と諦め気味なんだけど、
それを改めて考えさせられました。

いやもうね、
時間の流れかたが全然ちがう。

ネットがどうのとか、情報の質がどうのとか、
表面的だとか、深まってないとかさ。
「物語」は「つかみ」が大事とか、キャラクターだろとか、
起承転結とか、序破急とか。

そんなのと全くベクトルが違うわけだ。
すごいなー。
これが、映画で見れるというのも、すごいよなー。

グランド・シャルトルーズにひたって169分。
不思議な時間でした。

なーんて言っておいて、
終わったとたんに、娘とランチして本屋をのぞいて、
すっかり日常に戻っちゃってるんですけどね。。。(^-^;)

これからご覧になるかた、
上映劇場情報はこちらです
 → http://www.ooinaru-chinmoku.jp/theater.html