かん子の連載

ソウル市立図書館

ソウル市立図書館に行ってきました。
図書館は、韓国語でトソグゥワン、というそうです。
市役所の真ん前にあって、立地条件は、いいです(旧市役所です。その裏に新しい市役所を作ってあった)。
役所の前の広場は黄色いリボンで埋め尽くされていた…。
例の沈んだ客船ね。
最後のひとりまで帰ってきますように、の祈りのリボンなんだそうです。
献花の白い菊の花も並んでた。
まだたくさんの人が見つかってないって……。
図書館の子供室は
子どもたちがいたので、なかの写真は撮らせてもらえませんでした。
そうか。
こういうのは、午前中にいくべきなんだな。
子どものフロアは横幅三メートルくらいに木の板が貼られた階段状になっていて(もちろんその一番端っこに、土足で登れるようになっているとこもある)子どもたちは、それぞれの階段にくつろいで座って本読んでました。
その階段に沿って、天井までの書架が……。
もちろん、上の方は単なる飾りね。
知的で可愛くてカッコいい!
そのまんま、読み聞かせもお話会もできそうです。
いいアイデアだけど、書架の棚板が固定されているのは驚き。
大きい本は入らない!
一つ一つの棚はだから小さくて、えーと、ランドセル置き場みたいな感じ?
階段の下にあった中段サイズの置き書架もランドセル置き場…。
なんで、大きい本は入らない。
なんで~?
でした。

でも、ちょっと聞いた司書さんはめっちゃ有能で感じが良かったです。
分類のことをきいたのですが、韓国の図書館の分類は、NDCではなく、KDCだそうです。
当たり前なんだけど(Nは日本のNだからね)笑ってしまった。
しかし、文字が全部ハングルだと、本当に見当もつかない。
残念ながら、私の「図書館へ行こう」シリーズはなかった……。
あーぁ、市立なのにな。

また入り口にいたロボット。
これはたぶん、自動貸し出し機、と思われます。
いいアイデアだよね。
やりたくなる。
本の消毒機もありました。

もう一回ゆっくり行きたいです。
市内にあといくつかあるそうだし。