かん子の連載

科学の本でした。

ボイスの本かと思ったら、科学の本でした。
著者は音のCSI。
音とはなにか、からはじまって、声とは何か、魅力的な声とは何が要素として入っているのか、非常に明快で面白かった。
いままでぼんやりとそうだな、と思っていたことが、なるほど!
とわかります。
ものすごく専門的なのにわかりやすい!
でも、わかったからといってそういう声が出せるようになるわけではないので、ボイストレーニングを期待して読む人には向きません。
日本人はえてして、理屈はどーでもいいからがむしゃらに練習したい、っていう方向にいく人が多いような気がする。
でも、ボイスやる人なら必ず読んどいて欲しい本だけどね。