かん子の連載

今年最後のダメ押しニュースとして、

今年最後のダメ押しニュースとして、KADOKAWAの担当編集者が、著者の原稿に勝手に手を入れ改竄していたというのが流れたが、ホントにホントかね?
そんなことって、ありえるの?
著者はかんかんで、結局回収騒ぎになるとか、新刊は発売中止とか……。
さすがに、角川は、やってはならないことだ、とあやまったらしいが、そりゃそうだ。
いったいなに考えてんだ?
著者の、それも文学の原稿に手をいれちゃいかんだろうが?!
下手したら編集長のクビが飛ぶくらいのおおごとだぞ?!
といいたいが、私にも覚えがある……。
もしかしてこの編集者、雑誌上がりの人なんじゃないの?
雑誌は行変えしたり、ある程度編集者に任せるところがある。
もちろん、そういうときは、いれてもいいですか?と普通はきいてくれる。
黙ってはやらない。
私は半分編集者体質なんで、手を入れられてもそっちのほうが良ければ、なるほど、と感心してありがと、というが、あるとき勝手に改竄されて、なおかつそこが無意味、良くなってなかったので、やめてよ!といったことがある……。
そしたら、これは普通ですよ、とのたまったのだ、その編集者が……。
おーい、これは無記名原稿じゃないんだぞ、といったらしぶしぶやめたが……。
でも、それにしても、セリフ、まで変えちゃうのはひどい。
もし下手で直したいのなら、相談しなくちゃ、許可はとらなくちゃ!
というわけで、編集者の不祥事続き、のこの業界……。
いよいよ 傾いてきてるのか?
それとも新しい時代への、新しいやり方への前触れなのか?