かん子の連載

フレーベルがちょっと面白い本を出した。

フレーベルがちょっと面白い本を出した。
「干したから」ーー。
きのこもイカも、魚も肉も、干されてます😁。
でも、作りが中途半端!

いろんな干しものをいれようとして、面白いポイントが見えなくなっちゃってる。
横長の作りにしなくてもよかったのに。
なんでわざわざそうしたの?
見開きでA3なら、もうちょっとなんとかなっただろうに。
大人むけだったらこれでも伝わるけど、いまの子どもたちは日常ほとんど干したものなんて食べてない。

トマトはさ、面白いんだよね~、干すと変化が劇的で。
でも、一ページめがトマトだとわかんないよ?
せめて梅干しか、ほしいもか、干し柿、にしてほしかった。
かつぶしも、梅干しも、わかめも、なかったら和食はできない。
和食を支えてるのは干したもの、なんだよね。
そこに注目してくれたのはありがたいけど、これじゃ伝わらない。
和食を支えてるのは干したものだ!

世界の人はいろんなものを干している!
かどちらかしか、このページ数じゃ無理なんだよ。
どっちも魅力的なテーマだけに、そして写真がいいだけに、惜しいです。
同じようにシリーズで続き作るなら、構成をもっと練ってください。
フレーベルならそのくらい、できるはずですが……?