かん子の連載

「牡丹燈籠」

以前、ポプラ社からだしたリトルセレクションシリーズの「牡丹燈籠」を作っていたとき、牡丹燈籠についての調べ学習をして(笑)あれこれ調べるはめになり、もともと中国のホラーだったものを、日本のどこかの藩の家老かなんかの次男坊(ここらへん、もう記憶が曖昧なので間違ってたらごめん)が自分の趣味として翻訳して出した……ということがわかり、何気なくアマゾンにそれを入れてみたところ、なんとヒットした!?
400年近く前の本ですよ?
でもそれを売りに出してた人がいたわけです。
確か、350万だったか、とうてい手のでない値段だったけど。
売りに出している人さえいれば、引っ掛かってくるんだ~~ということは、もちろん頭ではわかっていたんですが、本当にはわかっていなかった……。
逆に、アマゾンで本を探してるけど見つからない、といわれ、国会図書館のオーパックみた?
といったら見たことないと言われ、説明したらアマゾンにない本はないと思ってた、といわれてぶっ飛んだこともありましたが、結局検索システム、というものは、そのシステムがどういうものなのかを理解していない限り上手には使えない……でも、そういう説明はないよなぁ、ということに思い当たりました。
なんとなく、本はグーグルのほうが強いなぁ、芸能ネタはヤフーのほうが……みたいな使い分けは経験から無意識でしてるけど、どんな風にできてるか、知ってる人は知ってるかもしれないけど、ほとんどの人は知らないよね?
と思います。
解説、欲しいぞ。ください。