かん子の連載

太宰府の九博にきました。

太宰府の九博にきました。
鳥獣戯画展をやってるので。
雨で九時半なのにもう並んでます。
日曜日だからこれでも混んでないほうか……

鳥獣戯画展で、一緒に華厳宗の明恵(みょうえ)上人の展示もしてたのですが、このかたがまた物凄くファンタジックというか、物語チックなおかたで、八歳の時に両親をなくし仏門にはいり、決心を表すために21の時には右の耳を切ったとか、釈迦のことをお父さん、と呼ぶわ、釈迦の命日に法要をしながらなぜ同じ時代に生まれなかったのか、と悲しがって泣き出すわ、と、実にエピソードに事欠かないお方であったらしいです。
夢は神さまたちからのお告げだと思って事細かに記録を残し、孔雀明王にお経?をもらったとか、お釈迦様のいた天竺(インドね)にいきたいと思って準備してたら夢に住吉大明神が現れていくな、と止めたとか……。
仏門でなぜに、住吉大明神?
しかもなぜとめる?

最後は釈迦と同じポーズで亡くなったそうです。
なんでこんなに熱狂的?

ちょっと高山寺にいってみたくなったわ~。