ニューズウィーク誌で、
ニューズウィーク誌で、なぜトランプがでてこられたのか、を分析している記事を見つけたが、その理由が驚愕!
つまり選挙権を持っているアメリカの一般市民のかなりの人たちが国連も知らず、大使も知らず、経済の根本的知識もなく、どこになんの国があるのかも理解しておらず(下手すると国内も理解しておらず)リンカーンのゲッティスバーグの演説も知らず、ようするになんにも知らないからだ、というのだ。
だからテレビに出て、彼らにわかる言葉で、確かにスカッとはするかもしれないけど実現できないことをいうトランプを信じられてしまう……。
テレビに出てる人が嘘をいうはずない、と思ってるんでしょう。
それは公民教育、つまり小学校とか中学校ね、がズタボロだからだ、というのだ。
日本もそんなに威張れたわけじゃないが(日本全県を正確に言える人は大人でも少ないぞ!)憲法というものがあることくらいはたぶんみんな知ってるよね。
アメリカはできるやつはとんでもなくできるけど、できないやつはとことんできない、底上げしようとしないんだなぁ、と思う。
民主主義の基本は、有権者一人一人が知識を持ち、考えられることなんだねぇ。
小学校の先生と小学校司書の仕事は大きいぞ!
南アフリカがインターポール?から脱退するといいだしたそうだ。
せっかくネルソン・マンデラが命がけで国を作ったのに……、当時はこれからは学校教育だ!と叫んでいたのに……。
一票の使い方がわかる市民を育てる、といっていたのに……。
やっぱり難しかったのか……。
私らは地道に頑張りましょう。
なんのために図書館をやるのか、といわれたら、一人一人が自分を守れて他人も守れるような知識を身につけられるように、といいましょう。