かん子の連載

「13歳 私をなくした私」朝日新聞社

「13歳 私をなくした私」朝日新聞社
という本が出ました。
実の父親から七年間性暴力を受け、そこから立ち上がった女性が書いたものです。
そうして、自分とおなじ目に遭っている13歳が目の前にいたらなんというか、という質問にたいし、回りの大人に話して、といっています。
三人に一人は話を聞いてくれる、受け止めてくれるのだそうです。
だから、一人目でダメでも諦めないでって!
子どもと関わる仕事をしていれば、自分がその三分の1になる確率は高いです。
日頃からきちんと考えてないと、いざ、そういわれたときにパニックになって、相手をパンっと突き放してしまう可能性は高い。
反射的に、怖い、関わりたくない、と思ってしまう……。
そうならないために、一定の知識をいれておくことは、現代に生きる大人には必要不可欠なのだと思います。
まずは反射的に突き放さないこと!
ぐっと、止まること。
自分が癒すのではなく(プロでもなきゃそんなことできません)自分の仕事は共感し、その子をプロに繋げることです。
そんなに怖がるようなことではないでしょう。

子どもを助けるために……。
本を読みましょう。
人の話も聞きに行きましょう。