かん子の連載

マンガ以外にはならないよねぇ、だったコンテンツの実写があいついでいる。

“ジョジョ”や“銀魂”のように、これは初めからマンガだからできることで、マンガ以外にはならないよねぇ、だったコンテンツの実写があいついでいる。
“聖の青春”のように、もともと現実だったものを実写にするのはよくわかるが(しかしいつもどうしても、もっと誰か面倒見てくれたらよかったのに、とどうしても思ってしまう。せめて食事だけでも……。お金はあったんだからできたろうに、と……。直接の死因は癌で、腎臓病ではないらしいけど、まあ本人の性格もあるからできなかったのかもしれないけど、何回読んでも胸が痛む)荒唐無稽が楽しいものをわざわざ実写にするのには、理由があるのだろう。
それがいま、物語を物語れない現実を打破する一つの方法になるのかもしれない。