かん子の連載

【赤木かん子還暦おめでとう企画】 24 頼もしい方

24 頼もしい方   by 網走市 近藤

赤木さんとの出会いは、2013年、所属する学校支援ボランティア団体の10周年記念に、講演をお願いしたときです。
送迎のときは、助手席に赤木さんがいらっしゃるのが信じられなくて、安全運転と思いながら、嬉しくてウキウキしていました。
そのとき赤木さんは、私の声が『雪おんな』や『夕鶴』にむいていると言われ、それからは自信を持ってそれの話を読んでいます。
 赤木さんの著書や講演は、余計な言葉がなく、分かりやすい。
そして活動の目的が
「子どもたちの幸せのために」
と明確です。
私もそれを目指しています。
 ボランティアを経て学校司書になってからは、赤木さんの著書『本を使って報告しよう』(ポプラ社、2011年)『先生のための百科事典ノート』(ポプラ社、2012年)を使って、児童に話をしています。
私は本の成り立ちの話で自作の巻物を広げますが、今も赤木さんがして見せてくださったときを思い出しています。
 学校図書館の模様替えや二カ所営業の場合のアドバイスもいただきました。
困ったときにいつも救ってくださる頼もしい方です。