かん子の連載

【赤木かん子還暦おめでとう企画】 59 赤木 かんこさま

赤木 かんこさま   by 喜界町図書館勤務 米田 真由美

 今年の0327で、晴れて?あら還になられるそうで……。まことにおめでとうございます。
ますますエネルギッシュに活躍なさることだと思います。ぜひとも今後も、カラフルな頭に、派手なアロハシャツという個性的なファッションのまま活躍していただきたいと切望いたします。

 かんこさんの著作物に出会ったのは、たしか15.6年前だったのではないかと思う。現在同様、南の島の図書館で臨時職員として勤務している際に、先輩司書から「烏賊の本」をお借りした。
手書きの文字の端々から、かんこさんの思いのたけがにじみ出ているなあと感じたのがかんこさんの第一印象である。
かんこさんの著作物によって児童書・YA・マンガ等の指南に随分助けて頂いた。
それからずっと生身のかんこさんに会ってみたいと思い続けることに……。 
その後かんこさんにお会いするまで、10年以上の時間を要したが、5・6年前はじめてかんこさんの勉強会に参加して、他の参加者同様、話に耳を傾けていたら
「メモするな~。人の話をちゃんときけ~」
と辛口の言葉が飛んだ。
辛口だが、その裏にあるやさしい言葉をきいてますますかんこさんファンになってしまった私である。
自分の感情を直接的には、上手く伝えられないが、これからも南の島の図書館司書として、かんこさんの著作物を片手にスキルアップしていきたい。
今後の願いは、かんこさんを私の住む喜界島へお招きすること。
喜界島は、毎年島が少しずつ隆起しているし、海を渡る蝶・アサギマダラや金色に輝くさなぎから変身する全長15センチほどの大きさのオオゴマダラなどかんこさんの食指が動くことも多々あるのではないかと思います。
かんこさん、これからも末長くお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
また、近く再会できますように。
 最後に、あら還まことにおめでとうございます。

      平成29年 春