かん子の連載

【赤木かん子還暦おめでとう企画】 80「不思議だ、面白い、ワクワクする が学問の基礎になる」

「不思議だ、面白い、ワクワクする が学問の基礎になる」   by  宇佐市 島津 芳枝

私は小さい時は近くに図書館が無く、児童文学に触れることがあまりありませんでした。
それなのに、新図書館の児童サービス担当になってしまったので、児童サービスの本やかん子さんの講演や本などで児童文学の知識を仕入れていました。
 
児童文学に特にこだわりがなかったせいか、さまざまなジャンルに取り組んで、
かん子さんが児童文学だけでなく、科学の本を紹介しだした時も楽しく学ばせていただきました。

自分なりにブックトークを始めた時も、科学の本を取り入れたブックトークにしたり、ブックトークの考え方を取り入れて企画展をしたり、児童サービスだけでなく、ビジネス支援や医療健康情報を担当した時も、かん子さんから聞いた
「不思議だ、面白い、ワクワクする」
要素を取り入れながらやってきました。
「初心者には失敗させてはいけない」
など、かん子さんから学んだキーワードは沢山あります。

K大のI教授から
「突然変異」
とか
T県のK課長から
「爆弾娘」
とか
T大のK教授から
「嵐」
とか。
そんな風に呼ばれるようになってしまい(多分褒め言葉のハズです)それ自体司書として、児童担当としては異端で足を踏み外しているのかもしれませんが、私、そんな自分が割と好きです。

基本は、かん子さんに出会ったことなんだと思います。
かん子さんの話を伺い、悩みを聞いていただいたり、
一緒に図書館の改造のお手伝いをしたり……。
そして、かん子さんを通じて出会った本がたくさんあります。
ありがとうございます。

健康に気をつけて、益々ご活躍ください。