かん子の連載

【赤木かん子還暦おめでとう企画】 91 『子どもの星、かん子さん!』

『子どもの星、かん子さん!』   by 女流義太夫三味線 鶴澤寛也

髪をレインボーに染めてらした頃、びっくり仰天の私にニコニコしながら一言……。
「子どもたちが喜ぶからさぁ~」。
これが、かん子さんのすべてです。
すべては子どものために。

どうも本名は「幹子」らしくて、赤木幹子さん……、なんかフツーの人みたいですね笑
あと私の中では、基本一人称「ぼく」のゼントルマン金原瑞人先生が、かん子さん相手だと
「かん子~、オレさぁ~」
と豹変するのもびっくりポイントでした。

さて、かん子さんと私がどうして知り合ったかというと、上方落語の桂雀司(現・文我)さん→金原先生→かん子さん、というゴールデン?ルート、でした。
もう10数年になりますでしょうか。

その後は、寺子屋で“義太夫三味線を説明する”に呼んでいただいたり、私の稽古場で子どもたちを交えての義太夫レクチャー&クリスマス会をしたこともありました。
そして今でも私の演奏会にたくさんのお知り合いを誘ってくださったりと、相変わらず不思議なご縁は続いているのです。