かん子の連載

【赤木かん子還暦おめでとう企画】 113 信頼のあかし

信頼のあかし   by D.S. /東京都
 
かん子さんに文章で出会って、散見する魔女のアイコンをなんとなくご本人と結びつけていたので、写真を拝見するまで
「万一スーツを着た固い人だったら、はたまたミョーに少女趣味な人だったらどーしよー」
と思っていました。 
ところがどっこい、写真に写っていらしたのは赤い髪に、めったにみない柄のシャツをお召しになっているかん子さん。
「!!やった!この人はゼッタイ信頼できる」
うれしくてニヤニヤしたのを覚えています。 
なぜ信頼できると感じたのか。
それは主催者がだれであろうと、独自のスタイルを貫く人なら、主催者の顔色を窺って舌鋒をおさめることはしないだろうからです。(お堅いところに呼ばれたからといって手堅い服をきたら、喋ることもやっぱりちょっと保守的になる、とおもう)  

そしてご本人にお会いしたら、文章で読むよりさらに鋭い語り口!
「こんなことをいったら気に障るかもしれないんだけど…」
だの
「そういう考えが一般的だよね、だけど…」
とか、まだるっこしい前置き一切なしで必要なことだけが、論理的に降ってくる! 
図書室改装など、限られた時間で完成させなければならない仕事をするときに至極合理的なので、働きやすくてウットリ~  
かん子さんの言葉は、煮詰まった脳ミソに針治療のように効いてます!
(←気持ちいい)