かん子の連載

【赤木かん子還暦おめでとう企画】 116 ブックトーク事始め~道標として

ブックトーク事始め~道標として   by taka

かん子さんには本当にいろいろ教えていただいたけど、その言葉を印刷したものを今でも持っているのが、以下の大学の講義内容を紹介した一文の中にあった、ブックトークの定義みたいなものです。
自分が上手いか下手かは別にして、ブックトークという手法が好きなのですが、それをこんなに端的に表現した文章をみたことがない。
長々と書かれた解説本はたくさんあるけど、これを読んだときハタと手を打って、そうそうこれよね、と思ったものです。
で、今でも私のブックトーク資料ファイルの一番最初に入れてあるのです。自分が何をしているのかわからなくなったら戻ってくる道標として。

<かん子さんのブログより>
ブックトークは簡単に見えるけど案外難しいのよ。
目的はなに?
ひとつめは、お客さんにその本を読んでみたいな、と思わせること
ふたつめは濃密で、知的な快感に満ちた時間を過ごしてもらうこと
みっつめは、その本たちを並べることで自分たちのいいたいことを伝えること
でしょう?

「とっても面白いので読んでみてください」
は禁句!
話を聞いて、聴き手がそう感じるようにもっていかなくっちゃぁ