かん子の連載

水曜日の歌 ♬~ 第十九回

いとせめて恋しきときはむばたまの夜の衣をかえしてぞ着る

あなたがとても恋しいときは、せめて寝間着を裏返して着ましょう……そうすると恋しい人が夢に出てくるといいますから

という歌です。
そういう迷信があったみたいです。
私なんか、縫い目がチクチクするのが嫌で、子どものときはよくパジャマを裏返して着てましたが、一向に誰の夢も見ませんでしたね。
あぁ、小野小町です。

2017/10/18