かん子の連載

■□ 今日の1冊 □■

月とアポロとマーガレット: 月着陸をささえたプログラマー
文:ディーン・ロビンズ
絵:ルーシー ナイズリー
訳:鳥飼玖美子

どういうわけか、最近女性の伝記絵本が立て続けに翻訳されました。
ありがたいことです。
これも2017年効果、かな。
自然科学のジャンルでも、女性は長いこと、いえ、今でも差別されてきました。
(ノーベル賞の受賞者の少なさを見れば一目瞭然でしょう)
これはアポロ計画が挫折しかかったとき、それを救ったのは一人の女性のプログラムだったんだよ、という話です。
日本でこれを知っている人はほとんどいないと思いますので、まずは大人が読んで。
それから子どもたちにも読み聞かせしてください。
聞いている子どもたちのなかから、未来のマーガレットが出てくる可能性は大なんですから……。

大型本: 32ページ
出版社: 評論社

2018/11/14 更新

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