かん子の連載

■□ 今日の1冊 □■

ポリぶくろ、1まい、すてた
文:ミランダ・ボール
絵:エリザベス・ズーノン
訳:藤田千枝

これはアフリカのガンビアのある村で、家畜のお腹からポリ袋が何十枚もでてきたこと、ポリ袋を燃やしたら毒の煙が出たこと、ポリ袋を埋めたところからは草も生えないこと、などからポリ袋をなくしたい、どうすればいいかを考え、洗ってきれいにして切って、編んでかわいい財布を作り、それを売った若い女性の話(実話)です。
まわりの人がバカにするので彼女たちは最初、こっそり集まって編んでいたそうですが、いまではその収益金で家畜を買い、センターには図書館まで、できたそうな……。
彼女は世界を変えた100人の女性、にも選ばれています。
一年生から中三まで読み聞かせに使えますので、学校は、絶対買い!!

出版社: さえら書房

2019/04/01 更新

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