みんなの告知板

田奈高校の図書館内カフェ「ぴっかりカフェ」

絵本作家の長野さんから、こういうお便りが届きました。
いま全国的に、ご飯が食べられない子どもたちを支援するカフェや自主センター
が立ち上がっていますが、高校生だって、飢えているに きまってますよね。
支援できる人いたら、よろしくお願いします。

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田奈高校は都筑区で一番レベルの低い高校などと言われているところですが、秋
のフォーラムで、活動報告をしてもらうことになってい る田奈高校のぴっかり
カフェのことを、森ノオトの北原まどかさんが書き込んで居ます。
コピペして貼りますのでどうぞご覧下さい。長野ヒデ子

北原まどかさんのfacebook 7/16 より——————

 今日はお昼から、田奈高校の図書館内カフェ「ぴっかりカフェ」にお邪魔して
きました。
田奈高校は神奈川県内で3校の「クリエイティブスクール」で、学力検査による
入試と中学校の成績による評価を経ずに入学できる全日 制の高校です。
言い換えると、家庭の厳しい経済事情や学力面での課題、不登校経験などで人間
関係をつくる力が弱いなど、さまざまな困難を抱える生 徒が集まってきていま
す。こうした子どもたちのSOSを早期に察知し、対話を軸とした学習や就労支援
を通して、就職?自立への道をつくろ うと、田奈高校ではこれまでにも「バイ
ターン」などさまざまな取り組みをおこなってきました。
昨年12月に始まった「ぴっかりカフェ」は、若者困窮者の支援をおこなう特定非
営利 活動法人パノラマの石井 正宏理事長が中心となり、週に 1回、昼休みと放
課後に図書館でジュースやお菓子を出し、生徒たちが集い語る場として機能して
います。
日常の何気ない会話の中からSOSをすくい上げ、生徒との信頼関係を醸成する場
になっています。
当初20?30名程度が来ればいいのかなと目算していたところ、毎回100人など予想
を超える…「お客さん」が訪れ、当初予算 をオーバー、ジュースやお菓子の寄
付とボランティアを募りながら、うれしい悲鳴で回しているそう。
実はこのお菓子やジュースは、生徒たちにとってはお昼ごはん代わりであること
に気づき、ドキッとしたわたし。
在学生の2割以上が、生活保護や非課税の困窮家庭で、「家庭の支援の脆弱さは
学力の低下と強い連関があり、メンタルや栄養失調や虫 歯などの疾患の多さも
特徴」と校長先生はおっしゃっていました。
一見強面だけれども、とても無邪気で人懐っこい彼らは、あまりにピュアすぎ
て、だからこそ、在学中にたくさんの大人と接する機会が 大切なのだろうなと
思いました。
今日は、森ノオトでもよくお世話になっているダンディ・千葉 恭弘さ んや、都
筑区のNPO法人のはらネットワークの方ともご一緒でした。
大学時代にジャーナリズムを目指した原点を、ぴっかりカフェで思い出しました。
胸がふるえるほどに、突き動かされるものがあります。
来週23日(木)、ぴっかりカフェではカレーの会を開催するそうです。
「できれば地域の寄付で、カレーをつくりたい」
と石井さん。
今日わたしが見てきて感じたことをコマデリの小池一美さんに話したら、さっそ
く付き合いのある農家さんに連絡してくれ、採れすぎ た野菜の寄付を取り付け
てくれました。
夏野菜が採れすぎて困っている方がいたら、カレーの日の前日、来週水曜日まで
に、ぜひ田奈高校図書室までお届けください。
詳しくはタグで追いかけてね。
田奈高校の存在が、青葉区の 光であると感じた、わたしの熱い記事も、来週
早々までにお届けしますよ。

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