毎日新聞に、学校図書館協議会の調査で、本をよく読む子はマンガもよく読む、という結果が出た、という記事があった。
その記事についてる写真の子が読んでるのが、どうみても学習マンガなので、その調査でいったいなにを“マンガを読んでいる”と認定したのかどうかはギモンだが、この記事で、マンガをいれてはいけません、という人たちを牽制できるのなら大いに使おうじゃないですか。
切り抜いて、きれいに貼ってブッカーかけときましょーね。
でも、学習マンガに対抗できるような初級編の科学や社会学の活字の本はないに等しいし(ないわけじゃないけど、大人は我慢して使えるけど子どもには無理、というものがほとんど)物語だっていまの日本でA級の物語、文学は圧倒的にマンガのなかにあるのだから、活字を読む子どもがマンガを読むのは当たり前だ。
というか、活字を書く大人で、マンガ、読まない人なんているの？
「三月のライオン」や「銀の匙」読んでない人なんて？
まずそもそも、本、とマンガ、の定義がされてないし(学習マンガはマンガ？)文学とそれ以外のリアル系はわけないと意味ないんですけれど。
で、いまだに、図書館に来てもらう撒き餌、だという認識なんだなぁ。
撒き餌、どころか、それしかないんですけど。