みんなの告知板

今年は福島県のいわき市に三回、学校図書館の養成講座を頼まれています。

今年は福島県のいわき市に三回、学校図書館の養成講座を頼まれています。
凄いなぁ、と思っていたら、なんと市長さんの肝いりなのだということが、二回目の今日の会で判明しました😁。
学校に司書をいれる、という公約を掲げて市長になられたのだそうです。

今日は一部で司書ぷらす希望者の先生がた、に報告書のかきかた、をやり、二部で四校の研究発表会をやり、私がそのあと20分‘講評’なるものをしました。
司書のみなさんはもちろんやる気があるし、先生方も、疑い無く子どもに本が必要だと思ってくれている……というところまでクリアしていて、ここまでたどりついている自治体はまだ珍しいでしょう。

なので、今回私が話したのは
☆消耗品を買うために、できれば一校に三万円ほど自由に使えるお金が欲しい……ということ。
布が欲しいのです。
あの緑色の掲示板があると、いくら頑張ってもあまりきれいにはみえません。でも、きれいに見せるには多少なりとも現金がいるのです。小さいクリスマスツリーも欲しい。学校のお金だと100均で買えないですよね。だから、自由になるお金が欲しい。

☆飾りつけは六年男子に照準をあわせてほしい。
壁飾りの本を参考にすると子どもっぽくなりすぎてしまいます。

☆世界が動くとデータは変わる……従って本も買い換えなくてはならない、ということ。

☆なので、教育委員会は本を廃棄するのを止めないで欲しい

ということ、でした。
なにせ、20分しかなかったので……。

司書を、図書館が作れるように養成し、図書館情報学の授業ができるところまでもっていけたら、素直な子どもたちなので、いわき市はガラッと変わるでしょう。
あとは、どこか一校、全員で改装できたらな、というのと、どこかで授業ができたらな、と思います。
いっぺん見たら、みんな腕が上がるよ。

来月もう一回いきますが、三回目は司書だけなので、分類ぷらす自然科学の分類の話をする、つまりは棚を作る、という話をするつもりです。
それでまた、確実に変わるだろう、と思います。