「ギャルソンガールズ」という雑誌が去年の10月に創刊されました。
コンセプトは
男よりもカッコいい！
男装したい！
の男装女子、の雑誌だそうです。
剛力彩芽の男装が評判よくて(というよりそういうカッコしたい！というのが最初にあったんだろうけど)男装したい、という女子が増えているそうな……。
まぁ、似合ってりゃどんなカッコしてもいいと思うけどね。
でもその裏には、ボディは女子なんだけど、ハートは男子、という人たちを応援したい、というのがあるんだそうです。
彼らに情報を届けたい。
でも、なんでもそうだけど、特化しちゃうと手を出しにくいでしょ？
みんながみんな、まわりにカミングアウトしてる訳じゃないから……。
だから、そうじゃない人たちに向かって情報発信することによって(しかもちょい、ミーハーなノリで)入りやすくしたげたいんだって。
カッコいい～✌

いま流行りの、ご飯食べられない子にご飯食べさせたい、だって、本当に食べさせたい子に届けるのは大変なんだよね。
だって、子どもにだってプライドはあるんだよ。
施しなんてされたくないでしょ。
自分が親にかまってもらえないなんて、みんなに知られたくないよ。
だから、まずそうじゃない子を集めてそのなかに紛れ込ませなきゃならない。
というわけで、雑誌、応援したいのもあるし、たぶん学校にひっそりいるマイノリティのために、学校図書館は一冊買って入れましょう。
こういう雑誌は単発で、単行本扱いで買えばいいんだよ、学校図書館はー。
公共と同じやりかたにこだわる必要がどこにある？
雑誌は雑誌代でないと……というの、いい加減にやめてくれないかな、高校図書館……。
もうそろそろ、生徒の役に立つ場所になろうよ。