みんなの告知板

藤澤さんと澤口さんの“賢治の会”に感想をいただきました。

藤澤さんと澤口さんの“賢治の会”に感想をいただきました。
藤澤さんは、来年04月07日に、一人会、を企画していますので、お聞きになりたいかたは開けといてください。

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こんにちは
講座の感想を送ります。

賢治のおはなし会

文章を黙読するときは自分のイントネーションでよんでいます。
自分の東京弁で、賢治の「です・ます」で語られる話を読むと物凄く冷淡に響くので、私はずっと賢治の話は好かんと思ってきました。

ところが岩手弁で語られると、あんなにもひょうきんであったかいのですね。
もちろん語り手の上手さもあると思いますが。
どれぐらい感じ入ったかというと、もう一度語り手にお会いしたら、
「山男は、茨海小学校の校長先生は、最近どうされていますか?」
と聞いてしまいそうになるくらい、です。
(つまりほんとうにあった話を直接きいたような気分でした)

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そうなんです。
だから、賢治は一度盛岡弁できいておく必要があるんです。
一度きけば、その音できこえてきますから。
そうすると“雪渡り”や“どんぐりのせいくらべ”が生きてくるんです。
できれば“よだか”とかじゃないほうがわかりやすいんで、今回“ばらうみ”と“しこん”にしたのです。