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まだ一組にしか読んでませんが、１年生の読み聞かせで、驚きの光景が！

かん子さんのおすすめの
『りんごかもしれない』
を読んだんです。

「ちょっと前に他の学年でも人気の本だったので、今日はこの絵本を読もうと思います」
といって、表紙をみせると『えっ？なにそれ？』
という声が多数聞こえてきました。
（えっ？知らないのかな？）
と思いながら
「読んだことない？」
と聞くと
『読んだことも読んでもらったこともない』
という声があちこちから聞こえ、みんな首を傾げてたり振ったりしていました。

（いけるのかな？）
と、興味津々で読みはじめると、最初は、ちょっとふざけたような合いの手が……。
（ページめくるたびに『だってリンゴだってわかってるじゃん』など）
でも、その子が途中で大笑いしだしてから、どんどん笑いがおこってきました。

そうして読み終わった瞬間
『あー！面白かった！』
と満面の笑みでさけんでる子がー。
その後ひとりの子が
『「りんごかもしれない」を借りれますか？』
といってきて
（この絵本を好きな子には渡さないと）
と思って
「どうぞ！」
と渡しました。

続けざまに
『その絵本のシリーズありますか？』
と他の子に聞かれ、ヨシタケさんの絵本を書架から出すと、わらわらとみんなが集まってきました。
そのあと、じゅうたんでクラスの3分の1の子が、みんな夢中でヨシタケさんを読みふけっていました😆
それもみんなで、回し読みして！！

あんな風に絵本の読書会がここで広がるなんて……初めてです。
で、複数のこども達で、ヨシタケさんの絵本は、全て借りられていきました😄
みなさん、お気に入りを選ばれてー。

彼らが心から喜んでくれる本を、たくさん掘り出したいと思います。

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