みんなの告知板

司書便り頂きました

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子どもサイエンスライブラリーに行ってきました。

 広島県立図書館、入ってすぐの右手に新設された子どもサイエンスライブラリー。
児童書と、ビジュアルのよい一般書、が混配されてました。
かん子さんプロデュースのところではこれは当たり前ですが、県立クラスで、児童書一般書を混配するところってあるでしょうか???
県立がこれをやったのがすごいですよね。
でもやっぱりこれが大事なんだと思います。子ども本人、そして、その親や家族も一緒に楽しめます。
いつもかん子さんがおっしゃってますが、大人の場所に、子ども一人で入っていくことは難しいですよね。
行くなと言われますから。
それに分厚い図鑑がレファレンスルームに入ってしまうと、そもそも、そこにあることにすら気がつけない。
小さな子どもにとっては、まだ無理でしょ、と言われがちな本が、手に取れる、目に入る場所にある、ありがたい図書館になっているんです。

入り口が大きく広がっていて入りやすく、奥まで目に入りますが、そこに楽しげなカーペットとソファーの空間があるので、子どもも子ども連れも入りやすい図書館になってます。
さらに、そこには、年齢問わず、子どもと関係ない人でも誰でも足を運べます。
そしてそれが自然に、子どもがいてあたりまえの図書館につながっていくと思います。

 さて、サイエンスライブラリーの棚にも小物配置されてますが、リニューアルされた児童室全体にもいろいろ置かれていて。ベビーベッドに葉っぱのかさ、カラフルなじゅうたんなど、なんだかほっこり空間です。
おなじみダーウィンの引き出しに、いろんなぬいぐるみや小物・おもちゃが隠れていたり、ソファーやじゅうたんのコーナーには大きいぬいぐるみが置いてあったり。ぬいぐるみはもちろん、ウィルスや微生物、古代生物です。あ、かえる司書のピクルスくんもちゃんといましたよ、子どもとたっぷり遊んで疲れたのでしょう、二つ折りになってましたが。
それから、じゅうたんの外側に、そろえた靴の写真がいくつか貼られていて、ここで靴を脱げばいいんだなって字が読めなくても分かるようになってました。
 また、ディスプレイネットの半分には、布絵本などが透明のバッグに入れてかけられてました。どんな布絵本かわかりやすくていいです。もう半分は本です。担当のかたに教えてもらったのですが、小さいひとや車いすの人が見れるように置かれているのですって。
普通、本の天が奥になるように斜めに立てかけますが、逆に、天を手前に立てかけるんだそうです。背の高い本は落ちてきちゃうので無理ですが、よくある小さめの四角い絵本なんかは全然問題なし。試しにしゃがんで下から見てみたら、手前に立てかける、たったこれだけで世界が変わりました。
本が語りかけてくるんです。見上げると本たちの世界が広がる。
なんだか幸せな気持ちになりました。

 行ったのは平日夕方でしたが、親子三人のご家族一組がじゅうたんでくつろいで本を楽しんでおられ、大人のかた数名が児童室の棚をブラウジングされてました。
広島県立図書館の素敵な試みは、成果が現れていると思いました。