Q01 購入する際に、どこで線引きをすればいいのか

【Q】
子どもたちが要望する本(小説)を購入する際に、どこで線引きをすればいいのかなぁ?と悩むことがあります。
過激な描写の本など、小学校に置いておいていいのかなぁ
と悩んだり・・
今の子どもたちがふれているものは、過激なものが
多いとは思うのですが、司書としてはどの基準で考えたらいいでしょうか?
公共図書館では選書委員会があるそうですが、
学校では司書の一任で選ぶことになるので、
悩ましいところです。よろしくお願いします。
<大阪府の学校司書さまより>2015/12/15

【A】
理論上は、百年後には、どう判断されるだろう、と考えてください。
百年前、水着は足首までありました。 地球のなかには、髪を切るのは屈辱、なところがあったり、知らない女性と同じ飛行機に乗るのは恐怖、な文化もあります。
文化というものは、生き延びる、といつ視点からは程遠く、常に変化するものです。
百年とはいかなくても、10年後は?5年後は? たぶん、どうってことなくなってない?
なら、いまだっていいでしょう。
図書館員のスタンスは、お客さまが必要な情報は、草の根分けても探しだす! です。
でも、実際上は、あなたが先生方がとトラブルをおこし、クビにならないように、が基準ではないでしょうか?