20年ほど前に読んだ単行本作品を探しています。
 二部構成の動物擬人化ストーリーの児童書だったと記憶しています。
主人公は渡り鳥のような習性をもつ鳥類の子供なのですが、
 一部では何かの事情で家族が渡りをする時期に一緒に行くことができなくなり
 故郷の山か森で家族と離ればなれの状況下で一冬を越さざるを得なくなります。
 おそらくヤマネコだったと思いますが、
 その小鳥を食べてやろうと執拗につけねらう外敵がおり、
 主人公は恐ろしい相手をかわしながら生き残りをかけて奮闘します。
 最期は凍った谷川にヤマネコが転落して決着したと思います。
二部では冬を生き残った小鳥が協力者の動物仲間たちと共に
 新天地に移動する展開だったと思います。
 仲間には経験豊富なカラスがおり、
 道中猛禽類に襲われるも数の利を生かして攪乱して
 撃退に成功するシーンがあったと思います。
上記の内容に心当たりがあればご教示頂きたく存じます。