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771 40年程前に読んだ未完の児童文学

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    • #63935 返信
      おかざき
      ゲスト

      小学校の図書室で借りました。
      [ライオンになった魔法使い]というタイトルだと思ったのですが、ネット検索では見つかりません。
      本の表紙はクレヨンで子供が描いたような大きなライオンの顔が描かれていたと思います。背景は水色っぽいです。

      主人公の男の子は見知らぬ少年から『魔法が使えるから使ってみろ』とマッチ箱を押し付けられます。そのやり取りを見ていたスリにマッチ箱を盗まれますがすぐに警官に捕まり、事情を聴く為に男の子も警察署へ行きます。男の子も立ち会って取り調べが始まり、魔法のマッチは自分の物だと主張するスリに、刑事はどうやって使うのか尋ねながらマッチを1本取り出して『鳥になれとでも言えばなるのか?』と言ってマッチ棒の軸を指で挟んでポキッと折ると、スリは白いハトになって開いていた窓から飛び去ります。男の子は刑事たちが呆気にとられている間にマッチ箱を回収して少年のあとを追いかけます。少年はトンネルのなかへ入り、その先の小部屋でマッチをマッチ箱に詰める作業をします。山のように積まれたマッチ箱を人に配るのが仕事だと言い、男の子に魔法使いなのかと聞かれると、そうだと答えます。別の部屋に行くと、少年はマッチを使って大きなライオンに変身してみせます。その後、少年に命令されたロボットがお茶とお菓子を運んで来ます。そのロボットは少年や男の子と同じくらいの背丈です。ロボットが給仕に失敗すると少年はロボットの体を蹴ったり、両手で首を絞めたりします。『ヤメテ、ヤメテ』と言っていたロボットはそのうち、悲しそうな人間の声で『やめて!』と叫び、それを聞いて男の子はびっくりします。可哀想だからと、一度は少年を止めますが、ロボットが自分に対して生意気な口を利くと腹を立てて男の子もロボットの首を絞めてしまいますが、悲しそうな人間の声で『やめて!』と言われて慌てて手を離します。男の子はロボットは人間の男の子ではないかと思い始めます。それから少年が『ついてこい』と言って男の子とロボットと一緒にまた別の場所へ向かう、というところで終わっていました。
      次のページには、[このお話は途中で終わっていますが、この後少年や男の子とロボットはどうなると思いますか]というような問いかけがあり、その回答として短い感想文が10人分くらい載っていました。どこかの学校の子供たちが書いたもののようでした。
      覚えているのはこれくらいです。わかる方居られましたらどうぞ宜しくお願いします。         

    • #64007 返信
      saki
      ゲスト

      感想文のついた書籍はわかりませんでしたが、

      原作は

      魔法使いがやってきた

      トーミン 作
      宮川やすえ 訳
      おのきがく 絵

      文研出版

      1970年
      昭和45年7月5日 初版発行

      ではないでしょうか?

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返信先: 771 40年程前に読んだ未完の児童文学で#64007に返信
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