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794 1980年前後の児童書です

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      tspotcen
      ゲスト

      児童文学に関する質問です。昔、小学校のころに読んで非常に印象に残っていて、あらすじは覚えているのですが、題名がわかりません。以下長くなりますがよろしくお願いいたします。

      〈思い出せる限りのあらすじ〉
      舞台は山間の(田舎の)小学校。主人公はガキ大将。同じクラスの端にいつもニコニコしていて大人しい同級生がいた。彼は山の向こうの集落から来ているので、放課後一緒に遊んだことがあるクラスメートはいなかった。
      ある時、主人公とその子が学校が午前で終わる土曜日になぜか一緒に遊ぶことになり、山を越えてその子が住む集落に行くことになった。道中、山の中の沢で沢蟹をとったりして楽しく遊んで、集落に着いた。
      集落の裏山に洞穴があり、穴の中に祠と赤いお椀が置いてあった。いつもは弱虫と思っていたその子が洞穴にどんどん入っていって、主人公が声を掛けたがなかなか返事がなく不安に思っていたが、しばらくすると出てきて、意外に奥は広いよと言った。
      ふと周りを見るといつのまにかもう夕闇が迫っていて、主人公は不安になり山の中をかけ始める。暗闇が迫り不安で涙が出てきたが、自分はあいつのようには弱くない、強い人間だ、負けるもんかと家に向かって走るのであった。

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