今年一番の大仕事が終わりました。
広島県立図書館児童室に、サイエンスコーナーを作る改装です。
書架の向きを変えたので、結局全部動かすことになりました。
ここが、入り口から見たところ。
この下は郷土からはじまり、無機を入れました。
数学、物理・化学、天文学、地学、です。

無機の向かいの低段は植物です。
棚の上からそっと覗いているのはカイコのぬいぐるみです。

植物の棚を俯瞰したところ。

無機を曲がったところの高段は恒温動物です。
NDCの並びから言えば、ここは変温動物ですが、恒温動物には高段が欲しい。
なぜかというと、鳥類があるからです。
やっぱり、魚は低いところに、鳥は高いところに置かないとよくわからない棚になります。
回転書架に入っているのは「残念な生き物たち」のような動物雑学です。

窓際の低段は変温動物です。
昆虫からクラゲ、タコ、カニ、カエル、ヘビ、そうして魚類です。
棚の上に、乗っているのは先カンブリア紀の生物のぬいぐるみです。
真ん中のカーペットは、アメリカのレイクショアのもの。
幼稚園用ですが、丈夫で掃除機をかければきれいになり、色が褪めないすぐれものです。
椅子は、福山のジーンズ会社の布を張りました。