お知らせ つぶやき

お便りをいただきました

こういうお便りをいただきました。

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厚生労働省のホームページに令和7年度版「厚生労働白書」(令和6年度厚生労働行政年次報告)がリリースされています。
その中で、人口を100人とした場合の換算「100人で見た日本」という統計がアップされていて、障害者数が9.3人となっていました。
以前から私は、障害者は人口の10%おられると思っていましたが、その比率は今でも大きく変わっていませんでした。
その白書の中で、地域共生社会の担い手を育てる事例として、熊本の大学とNPO法人が共創している活動事例が紹介されていました。
お互いを知り、支え合う支援ではない関係作りが、とても気になっています。
「学生が障害者の育てた野菜などを販売 」 
「学生と障害者が一緒に地域のゴミ拾いを実施」 
「支援するというのではなく、助け合いという感覚の醸成」
等ありますが、これを経験してきた学生はその経験を持って企業に就職するので、企業としても若手の育成に良い影響を与えてくれる経験者を雇用できるし、障害者雇用促進と雇用の継続に繋がるのではないでしょうか。

障害者雇用ですが、最低雇用率が来年は2.5%から2.7%に0.2%引き上げられます。ここで雇用率はあまり言いたくないのですが、雇用率アップだけを目的とする人数確保の雇用が無いようにして頂きたいと願っています。
白書では障害者雇用に関しても報告されていますので、良く読んでいただければと思います。
障害者を雇用するのは雇用人数を増やすのが目的ではなく業績向上の手段としてとらえて頂き、お客様や従業員に優しい企業、従業員が幸せを感じて仕事に従事できる企業になって業績を伸ばして頂きたいと願っていますし、そういった企業は評判も良く確実に業績を伸ばしておられます。