▲△▲ 不登校の樹の下で【8】 ▲△▲
不登校のお子さんを育て、不登校の子の親の会の世話人でもある、しのはらさんからの寄稿文をご紹介しています。
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▲△▲ 不登校の樹の下で ▲△▲
【8】
今回は、ちょっと箸休め的な読み物をご紹介します。
「子どもを見守ること」田中茂樹著 大和書房 2025年
子どもが不登校になった! あるいは、なりそう! なとき、
親は「その子」をどうにかしようとします。
学校に行かなくて困るのは「その子」。
その子が将来困らないように、なんとかしなくちゃ!と
「その子」に「良かれと思って」様々な働きかけをすればするほど、
「その子」はますます動けなくなり固まります。
そんな間違った働きかけではない方法は、前回ご紹介した
『発達障害・「グレーゾーン」の子の 不登校大全』に具体的に書かれていますが、
今回は、「子どもの気持ち」に寄り添うだけでなく
「親の気持ち」にも寄り添って、
ふっと肩の力が抜けて親の気持ちが楽になる本をご紹介します。
著者の柔らかな関西弁も、お気に入りポイント。
親と子のちょっとしたエピソードを
そっと取り出して、とても味わい深いお話に仕上げています。
もちろん、知恵と気づきと滋養たっぷりです。
疲れた時に、ぱらぱらとめくって読むのに、おすすめです。
同じ著者の本に
「子どもを信じること」さいはて社 2011年
「去られるためにそこにいる 子育てに悩む親との心理臨床」日本評論社 2020年
があります。
「子どもを見守ること」は、どちらかというと、思春期以降の子どもを持つ親むけ、
「子どもを信じること」は、幼児からの子どもを持つ親むけ、
「去られるためにそこにいる」は「親」のための本です。
2026/03/23 更新

