かん子の連載

東北博報堂が、

東北博報堂が、震災記録の作成を引き受けたのに、ちゃんとしたものを作らなかった、ということで、契約破棄された……らしい。
ええええ?
だ。
震災記録1000部と、ダイジェスト版8000部で1250万の仕事だって!
なんでそんなにお金かかるの?
なんでそんなにお金払うの?
二人でフルで動けば作れるレベルじゃん?
てか、その条件ならやりたがる、できる編集プロダクション、たくさんあるじゃん!
それじゃ、不満だったってこと?
それとも、本当に本が作れなかったってこと?
作ったけどとてもお粗末なもので、つまり、やっつけ仕事をしたってことだよね?
1250万、いらなかったってこと?
いまどき、そんだけの契約、パーにしても痛くないの?
博報堂は、職務怠慢を認めたというけど、担当者は責任取らされないの?

本当に、編集が、本、作れなくなったの?

なんか……

編集者は職人だ。
職人は、一朝一夕にはできあがらない。
本の業界が傾いてるのは、まともな本が作れなくなったせいなんじゃないの?
図書館のせいじゃなくて……。
と、また思ってしまった事件でした。