お久しぶりです。 しょうちゃんのサイエンストークだよ~
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「スーパームーン」というものが11月14日の夜空にやってくるそうです。
ここ数年、ときどきニュースに取り上げられる「スーパームーン」という言葉……。
こんな言葉、科学用語にあったっけ?
と思いつつもあまり気にしていませんでしたが、かん子さんからスーパームーンについて解説して、というメールをもらったので、少し調べてみました。
まず、スーパームーンという言葉の意味を知りたかったのですが、はっきりしません。
どうやら、一年で最も大きく見える満月のことのようなのですが、満月だけでなく新月も含めるという説など、諸説あるようです。
(ちなみに、スーパームーンという言葉は天文学の用語ではなく、占星術から来た用語らしいです)。
11月14日の「スーパームーン」でみられる月は、68年ぶりに最接近して大きく見えるそうですが、どうして月の大きさが変わって見えるのかというと、いくつか理由はありますが、その1つは地球と月の距離にあります。
月は地球の衛星で、地球の周りをまわっています。
そしてあまり知られていないことですが、その月の軌道は楕円なのです。
なので当然、地球に近いときの月は大きく、遠いときの月は小さく見えます。
調べてみると、確かに、近年でこんなに月が地球に近づくのは68年ぶりです……。
ですが、約20年前や約40年前にも今回と似た距離まで月は接近していたみたいです……。
68年ぶりといえばそうなのでしょうけど、あまり強調するほどでもないのかなと個人的には思いました。
私は帰り道に月を見上げることがよくあります。
月の形、現れる方角や明るさなどから月の変化に気がつくと、ワクワクして面白いです。
11月14日に「スーパームーン」がやってくるというニュースをきっかけに、月を見上げる素晴らしい機会を楽しむ、というのはいかがでしょうか?
いつもより大きく、明るいと思える満月が見られるかもしれません。