かん子の連載

水曜日の歌 ♬~ 第二十六回

五十音

水馬赤いな、ア、イ、ウ、エ、オ。
浮藻に小蝦もおよいでる。

柿の木、栗の木、カ、キ、ク、ケ、コ。
啄木鳥こつこつ、枯れけやき。

……。

この詩を知っているかたは多いでしょう。
よく発声練習に使われる詩です。
でもこれが詩である、ということや“五十音”という題名があることや、北原白秋が書いたことや、子どもに五十音の音の本質を理解してもらうために書かれたことを知っている人は少ないでしょう(司書は知っておくべきだよね)。
この頃の一級の文化人で、子どものために仕事をしてくれた人は多いです。
ちなみに、水馬、はあめんぼ
と読みます。

2017/12/06