高知市の、自由民権記念館で、社会の調べ学習のコンクール優秀作品の展示と授賞式があったので、行ってきました。
高知市の、自由民権記念館で、社会の調べ学習のコンクール優秀作品の展示と授賞式があったので、行ってきました。
いやぁ、素晴らしかったわ!
やっぱ、高知の子どもたちは自分で考えることができる人たちです。
生活に密着した謎、を思いつき、自分で解決しようとするんです。
ただ
本はあまり使ってない……とみた。
使ってるときも、ほとんど出典書いてない……。
教わってないんだなぁ、と思いました。
だから、自分の謎を見つけ、解決するやりかたは、ほとんどのものが、やってみる(実験ね)か、人に聞く、でした。
鉄道の駅を全部調べた子がいました。これは自分で乗ってみればわかります(大変だし、お金もちょっとかかるでしょうが)。
一つの川の橋を全部調べた子がいました。写真はもちろん、名前の由来まで書いてありましたから、これは相当聞き回ったはずです。
(これは、本で調べたこともあるのかもしれません)
本に書いてあったから、といろいろなもののDNAを抽出した子もいました。
極めつけは、去年の八月の台風にあって災害が怖くなって(よさこい祭りが中止になるかならんかの騒ぎにまでなりました。水没したところもありました)、これは準備しなきゃいかん、と我が家の防災を調べた子もいました。
全体として、本はほとんど役に立っていず、高知の子どもたちは謎を考え、解決方法を考え、人に聞く力は抜群に強い(なにを聞けばいいか考えられる、物怖じしないできける)と改めて感じました。
あとは本の使い方、と、出典と、デザインだ!
大きな紙一枚で報告するときのデザインのコツをちょい、教えれば、いいんとみやすくなるのにな、です。
あとね
各小学校がこれを見に来れば、調べるってこういうことなんだ、とみんなわかるのにな、と思いました。
百聞は一見にしかず……。
たいていの子は、この発表を見たら、自分はなにやってたんだろう、とか、こういう風にやればいいんだ、とか、自分だったらこうするのに、とか、高知の子なら考える、と思います。
しばらく展示してるはずです。
行ける人は見に行って!