岩崎書店の、知識のポケットから、盛口せんせ(通称ゲッチョ先生)の、豆の本が出ました。
でね、これは評判がいいだろうな、と思います。
日本の子どもの本業界……学校、親、公共図書館的にはーー。
でもね、子どもにはウケないよ。
子どもは基本的に、まず、イラストは嫌がるの。
「実物大恐竜図鑑」や「骨の博物館」なら飛びつくよ。
でも、このテイストは受けない。
なんでわざわざイラストなの？
なんで、写真じゃいけなかったの？
というのがひとつ。

もっと困るのが山のように豆が出てくるのに、目次も索引もない！
なんの豆が出てるのかわからない。
探してる豆が見つからない……。
こういう本は、楽しみで読むだけじゃなく、調べるためにも使うんです。
なんで、日本の子どもの本は、定義と目次と索引をつけないの？
というか、盛口せんせともあろうものが、なんで索引のない本を作るんだ？！
作れるんだ？
と思う。
頼むから。
目次はともかく、索引だけはつけてくださいよ、科学の本と社会の本にはーー。