司書便り

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3年生への読み聞かせで
「いろのかけらのしま」
を使いました。
見計らいのときは地味かなとおもって見過ごしていたのですが、 かんこさんが紹介されていたので利用することにしました。

子どもの前で読んで初めて分かったのですが、 この本はページごとの場面と文の構成が隙なく計算されていて、こちらが演出を加えなくても読むだけでいい。

ただ短いので、マイクロプラスチックとは何かをちょっと喋り（写真は抜群だけどテキストが使えない）「南極がこわれる」から南極の美しい遠景からズームインして鉄くずだらけの地面を歩き、傷つくペンギンの写真を紹介しました。

このころには
「人間許さない！」
などという声も聞こえ（笑） 「人間による環境破壊」というテーマは伝わったかと思われます。

こちらがあれこれいじくらなくても使える本がなかなかないので使ってみて非常に爽快でした。