かん子の連載

愛知県からレポートです。

愛知県の特派員からのレポートです。

市図書館で見た光景です。閉館間際、お母さんと一緒に来た小4くらいの男の子が黙って書架を探していたのですが、見つけられないので、本を片付けていた図書館員に
「怖い本はどこにありますか」
と聞いたら
「さあ。いろんなところにあるので。」
と困り顔しただけ。
そうですか……と親子は諦めたようでした。
えーっ なぜ聞かないの?
どんなタイプの怖い本?
とか好きな作家とか、どんなの読んで面白かったの?とか、あるでしょう ?

ホラーのコーナーがあれば、無能な職員でも子どもは困らないのに!

まったくガックリきました。
図書館が自ら信用をなくすことを平気で言ってる。
お役に立ちましょうか?と思っていない。少なくとも児童書に詳しい人を呼んでくるぐらい(いれば、ですが)すればいいのに、とはがゆがったです。

確かにホラーのコーナー作っちゃったほうが早いね。
著者名順だけだと、中身を知ってないとだせないから。

もしくは、じゃあ、これとこれとこれと、って、ぱぱっと抜いて見せられたらかっこよかったのにね。
そしたら、さすが図書館の人!
って思ってもらえたのに。
わからないじゃあ、話にならない。

ここまで———–

●-ここから下は-2013年9月12日の更新済の記事です—

小学校からレポートです。

六年生に日本の怪談をテーマにブックトークしました 。
最後は高野さんの手ぬぐいで締め 、雨月、四谷怪談、鳥取のふとん、の話を紹介しましたが、雨月知らないのは予想してましたが、まさかだれもお岩さんを知らないとは !
東京の四谷の近くにお岩さん祀ってるところがあるのも蛇足で話したので、どこかで思い出してくれたら〓 。
怪談のヒロインは、今やお岩さんから貞子に代替わりしたのを実感しました。
あと、貞子で原爆と結びつける子もいません 。
後日談として、雨月は簡単なストーリーを全編紹介しましたが、なぜか問合せ殺到。
貸出や予約で、3冊ある雨月が全部出払ってしまいました。

保護者ボランティアとも話したのですが、今の子どもが昔話や江戸の話をしてもポカーンとしてるのは、時代劇とまんが日本昔話がなくなったせいかも、という結論になりました(笑)。

※「四ッ谷怪談」は絵本があるよね?
そういえば確かに雨月は、ないなぁ。