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王様が主人公の30〜40年くらい前の児童書

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このトピックには0件の返信が含まれ、0人の参加者がいます。12 年、 10 ヶ月前アバター kool_mint さんが最後の更新を行いました。

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  • #177 返信
    アバター
    kool_mint

    大型本ではなく、大きさは四六版くらい。
    線画の素朴なタッチの挿絵が入っていました。
    絵本よりは文章の量が多かったと記憶しています。
    たぶん、日本の作家さんだとおもいますが、タイトル、出版社、著者のいずれもわかりません。
    もう何年もさがしていますが、なかなか見つかりません。
    どうぞよろしくお願いします。

    以下、あらすじです。

    ===== あらすじ =====

    あるところに小さな国があって、小さなお城に王様が住んでいる。
    なにかのきっかけで、小さな国は隣の国と戦争になってしまう。
    小さい国は善戦し、隣国に勝利する。
    小さな国の王様は、戦勝記念に隣国の王様の王冠とマントを重ね着する。
    隣国から奪った宝物が、小さなお城の宝物庫には入りきらないので、お城も増築して2階建てにする。
    その後、つぎつぎに戦争が起こり(起こし?)、王様の小さい国は連戦連勝する。
    その度に、王様は奪った王冠とマントを重ね着していく。
    お城も増築につぐ増築で、ついには塔のようになってしまう。
    そして、王様はだんだん猜疑心が強くなっていく。
    宝物で一杯になった宝物庫には、見張りの兵隊がいて、その兵隊を見張る兵隊がいて、そのまた兵隊を見張る兵隊がいる・・・という具合に、王様はつねに誰かを疑うようになってしまう。
    ある日、塔(お城)のてっぺんから、眼下に広がる自分の領土を見ていた王様は、ふとしたひょうしに、バルコニーから落っこちてしまう。
    ところが、各階にある旗竿に、王様のマントが一枚ずつひっかかって墜落の速度を遅くしたので、王様は無事に地上に到着する。
    もとの(?)欲のない心を取り戻した王様は、宝物を奪った国々に返還する。
    王様は、以前の生活にもどって平和に暮らす。

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