はじめまして。
1980〜90年代に読んだ児童書です。
イラストがやなせたかしさん風の
シンプルな絵柄でした。
日本の物語だったと思います。
あるとき少年が本棚の上の方から
本を取ろうとしたところ、バランスを崩し、
乗っていたはしごから落ちそうになりますが
本棚の本を抜いた隙間に吸い込まれ、
異界に行ってしまいます。
そこで少年は白い服（エジプトやアラブ風のロングドレス）
を着た女性に助けられ、
宮殿で暮らすことになります。
（そこでの少年はターバンを巻いていて、
アラビアンナイトのような宮殿でした）
そこに黒いターバン・マントの男が現れ
少年と女性を襲い始めます。
男は黒い風で攻撃、女性は白い風で応戦します。
なんとか男に勝ち、気が抜けた少年は眠ります。
目が覚めるとそこは最初にいた本棚の前でした。
窓の外を見ると夕方で、宮殿とよく似た形の
雲が浮かんでいました。
こんな感じのお話です。心当たりのある方、
よろしくお願いします。
