かん子の連載

☆楽しい学校図書館のすぐに役立つ小話☆彡【ブックフェアについて・その1】 

一つのテーマの本を集めて展示するやり方を図書館では、テーマ展示、といいます。書店では、ブックフェア、といいますね。
公共図書館では毎年、朝のドラマ、や、大河ドラマ、の展示が行われます。いつもは別々のところに配架されてしまう、関係する人たちの、伝記、小説、歴史書、旅行記、などが一つのテーブルに集められるわけです。借りる方も一目で眺められて便利、図書館員も、大河か、でその机に戻せばいいだけなのでとても楽です。

そしてこういう、通常の分類以外の、テーマで集めた分類を「別置(べっち)」といいます。
これは完全に図書館用語なので、申し訳ないが覚えてください。
この別置には、大河、のように一定期間集め、終わったら解散!
というものもあれば「三国志」のように、これはもう永久別置に近いよね〜(人気がおとろえん)もあります。
どこの図書館でも必ずやっているのは、季節展示だと思います。
日本は四季折々で季節行事が多いのでやりやすいのですが(書店はしんどいです😁)毎月1日に変わる、というわけではないので、あらかじめ、その月の計画を立て、この日に季節展示を変える、と決めておかないと間の抜けたことになりやすいです。
11月01日にはハロウィン、片付けてね、なわけです。
では今回はここまで。

2022/10/06 更新