かん子の連載

☆楽しい学校図書館のすぐに役立つ小話☆彡【司書資格】

司書は、資格、で免許、ではありません。
免許、というのは命に関わる重大な案件で、持ってない人がやったら罰せられるものです。
医師免許、がない人が診断をしてはいけません。
車の免許、がない人が運転してはいけません。
ボイラー、水道、電気工事なとももみなそうです。
資格、というのは、雇う側がいる、といえばいるのですが、いらない、というのならいりません。

小中高の教師には教諭、の免許が必要ですが、大学の教師にはいりません。
大学が講義してください、といってくればだれでもできるのです。

司書は免許ではなく、資格です。
図書館は昔は司書資格を要求していましたが、いまは要求しないところが増えました。
なので、いまの図書館には司書資格のない人でも働いている人が多くなりました。
それをあーだ、こーだ、言う人もいますが、私は頭の固い仕事できない司書より、賢い一般ピープルで全然構わないと思っています。ただし、その人たちが仕事をきちんと学べる場所や講師が必要ですが……。
その人たちが面白くなって、司書の資格を取りに行き、資格至上主義の人たちから文句言われなくなるといいな、と思っています。
司書資格を取るのが、もう少し安くなるといいのですが。

2022/12/01 更新